ベビーベッドはいらない?1人目で使わなくなった我が家が、2人目で復活させた理由

ベビーベッドとセミダブルベッドが並ぶわが家の寝室 暮らし・家事

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「ベビーベッドって、結局いらないのでは?」——わが家の答えは、1人目は途中で使わなくなり、2人目では毎晩使うものになった、です。つまり「家庭による」のですが、それは逃げの答えではありません。分かれ目ははっきりしています。まず、その分かれ目からお見せします。

先に結論:うちの答えは「1人目は途中で使わなくなった、2人目は毎晩使っている」

先に結論

同じベビーベッドを、1人目のときは途中で使わなくなり、2人目のいまは毎晩使っています。いる・いらないを決めるのは赤ちゃんの性格だけではなく、家庭の状況です。ご自身の状況を下の表に当てはめてみてください。

あなたの状況うちからの答え
1人っ子の予定で、添い寝でいくつもり短期レンタルで十分(使わなくなる前提で構える)
2人目以降を考えている譲り受け・購入も活きる(わが家がこれでした)
安全を優先して、大人と別で寝かせたい必要。ただし「寝てくれるか」は別問題
置き場所を確保できるか不安買う前に実寸を測る(うちも「使わないときは邪魔」でした)

1行ずつ補足します。

1人っ子の予定で、添い寝でいくつもりの方。 ベビーベッドを買っても、うちの1人目と同じように、途中で使わなくなって場所だけ取ることになる可能性がけっこうあります。それでも「新生児のうちは別で寝かせたい」という時期はあるはずなので、使わなくなる前提で短期のレンタルにしておくのが、いちばん現実的だと思います。あとで書きますが、ベビーベッドは使い終わったあとに売って取り戻すのが難しい道具なので、「短いかもしれない」と思っている人ほど、最初から借りるほうが計算が合いやすいです。

2人目以降を考えている方。 ここは話が変わります。1人目で使わなくなっても、2人目で復活することがあるからです。まさにうちがそうでした。1人分の使用期間だけで「いらなかった」と結論を出すのは、少し早いかもしれません。

安全を優先して、大人と別で寝かせたいと考えている方。 その場合、ベビーベッドは必要です。ただ、これも先にお伝えしておくと、寝かせたい親の気持ちと、赤ちゃんが寝てくれるかどうかは別の問題です。うちはここでかなり苦労して、いまも週に数回は添い寝に戻っています。その実際のところを、この記事の後半に正直に書きました。

置き場所が心配な方。 買う前に、置く予定の場所の実寸を測ってください。そして意外な盲点なのですが、困るのは使っている間より、使わなくなってからの置き場所です。うちで「いらなかったかも」といちばん強く感じたのは、使わなくなったベッドを保管していた時期でした。

なぜこんな答えになったのか。わが家に起きたことを、そのまま順番に書きます。

1人目のとき、うちはベビーベッドを使わなくなりました

わが家のベビーベッドは、親戚から譲り受けたものです。スリーピー(石崎家具)という国産メーカーの「ワンタッチハイベッド」で、本体のステッカーには「H-1」という型式が書かれています。2026年8月時点で公式オンラインショップを見ると、現行のラインナップは「クール」「パル」などで、同じ型式は見当たりませんでした。おそらく古いモデルだと思います。

1人目のときの寝室は、床に敷くダブルサイズの敷マットレスと、このベビーベッドの併用でスタートしました。最初のうちは、ちゃんとベビーベッドを使っていました。 使わなかったわけではありません。

ただ、実際にやってみると、添い寝のほうが寝たんです。

寝かしつけて、そっとベビーベッドに置いて、起きて、また寝かしつけて……を繰り返すより、隣で添い寝したほうが親も子も眠れる。そうなると、自然に添い寝の時間が長くなっていきます。ベビーベッドの使用頻度は徐々に減って、いつの間にか使わなくなっていました。「今日でベビーベッドは卒業」と決めた日はありません。気づいたら終わっていた、という感じです。

使わなくなった理由は「寝てくれなかったから」ではなく、「添い寝のほうが寝たから」でした。

ここは正直に書いておきたいところです。ベッドが悪かったわけではありません。寝かせる場所として問題があったわけでもありません。ただ、親子ともに楽なほうへ流れた結果、出番がなくなった。ネットで「ベビーベッド いらない」と検索している方が知りたいのは、たぶん「うちも使わなくなるのでは?」という不安だと思うのですが、その不安は半分当たっています。使わなくなる家庭の「あるある」は、故障でも欠陥でもなく、これです。

そして使わなくなったあと、もうひとつの現実がやってきます。使わないベビーベッドは、とにかく邪魔です。 うちは処分せずに保管を選びましたが、次に使うかどうか分からない大物を、ずっと置いておくことになりました。しまい込んでも、存在感は消えません。「いらなかったかも」と一番強く感じたのは、じつは使っていた時期ではなく、この保管の時期でした。

ただ、結果から言うと、このとき手放さなかったことが、あとで効いてきます。

1人目で使われなくなり畳まれたベビーベッドと、2人目で使われているベビーベッドの対比イラスト

それでも2人目で復活させた理由=安全の情報を知ったから

その保管していたベビーベッドを、2人目で引っ張り出してきました。

2人目は、生後1ヶ月頃からコアラマットレスで添い寝をしていました。いろいろ試した中で、これが一番寝たからです。1人目の経験もあったので、やっぱり添い寝が一番寝るな、と思いながら寝かせていました。このあたりの経緯はコアラマットレスの記事に詳しく書いています。

転機は、消費者庁や厚生労働省の注意喚起を知ったことでした。乳幼児の睡眠中の窒息事故や、乳幼児突然死症候群(SIDS)についての情報です。それを読んでから、生後2ヶ月過ぎにベビーベッドへの移行に挑戦することを決めました。

注意 消費者庁は「0〜1歳児は、大人用ベッドに寝かせるのではなく、できるだけベビーベッドに寝かせましょう」と注意喚起しています。この記事に書いた移行の経緯は、わが家一組の体験であり、どのご家庭にも当てはまる推奨ではありません。月齢や体格によっても状況は変わります。お子さんの寝かせ方で気になることがある場合は、かかりつけの小児科医に相談してください。

正直なところ、添い寝のほうが寝るのは分かっていました。1人目で経験済みだからです。それでも移行しようと思ったのは、単純な話で、知ってしまったら、知らなかった頃には戻れなかったからです。「一番寝る方法」と「推奨されている方法」が違うと分かったとき、うちは後者に寄せてみることにしました。移行がうまくいく保証はなかったので、「挑戦してみる」くらいの気持ちでした。

1人目のときに使わなくなったベッドが、ここで復活したわけです。あのとき売らずに保管していたことと、そもそも親戚が譲ってくれていたことに、ずいぶん助けられました。1人目のときに「もう出番はないかな」と思っていたベッドが、2人目では「あってよかった」に変わりました。

移行してから今どうなったか(週に数回は添い寝に戻ります)

移行がすんなりいったかというと、そうではありません。

移行の最初から、ベビーベッドの上にベッドインベッドを置いて、その中に寝かせていました。寝ずに泣き始めたら、無理に粘らず添い寝に切り替える。その繰り返しでした。

ただ、この記事を書くにあたって確認したところ、この使い方はメーカーが認めていないものでした。 ベビーベッドのような囲いのある物の中にベッドインベッドを入れることは、柵との間に赤ちゃんが挟まる危険があるため「できません」と公式サイトに明記されています(2026年8月時点)。うちは組み合わせる前に確認していませんでした。真似はなさらないでください。

そして最近は、ベッドインベッドなしで、ベビーベッドにそのまま寝ています。少しずつですが、進んでいる実感があります。

いまの夜の運用はこうです。ぐずったら、ミルク→おむつ→おしゃぶりの順に試す。それで全部ダメなら、隣にあるわたしのセミダブルに移して添い寝に切り替える。この「最後の手段」に行き着くのが、だいたい週に数回あります。夜間のミルクまわりの話は哺乳瓶は何本必要かの記事にも書いています。

ちなみに、いまのわが家の寝方の全体像はこうです。上の子(3歳)は寝室で妻とセミダブルのベッド。下の子(0歳)はリビング隣の部屋で、わたし(パパ)のセミダブルの横にベビーベッドを置いています。家族4人が2部屋に分かれて寝る形で、この配置に落ち着くまでの話は寝室づくりの記事にまとめています。

だから、自己評価は「ほぼ移行できている」です。「移行に成功した」とは言いません。毎晩ベビーベッドで朝まで、とはいかない日が普通にあります。それでも、基本の寝場所がベビーベッドになっただけで、親の側の安心感はだいぶ違います。完璧を目指すとつらくなるので、「戻る日があっていい」と決めてやっています。

いつまで使う?=うちは決めていません

「ベビーベッドはいつまで使えるのか」もよく検索されている疑問だと思います。先に正直に書くと、わが家は終了時期を決めていません。

見通しとしては「1人目と同じかな?」と思っています。1人目のときは、添い寝の時間が増えて、自然に使わなくなりました。終わりの日を決めた記憶はありません。2人目も、成長とともに寝方が変わって、自然にフェードアウトしていくならそれでいい、と考えています。

逆に「添い寝のほうはいつまで続けるのか」も気になるところですが、上の子とはいまも添い寝を続けていて、こちらも期限は決めていません。その考え方と我が家の記録は添い寝はいつまで?の記事にまとめています。

終わりの時期は、決めずに始めていい。うちの1人目が、まさにそうでした。

「◯ヶ月まで使い切らないと元が取れない」と考え始めると、ベビーベッドはしんどい道具になります。うちの1人目のように途中で使わなくなることは普通にあるし、逆に2人目でまた出番が来ることもあります。使う期間を親が決めきれないのが前提の道具なんだと思います。だからこそ、この次の章で書く「入手方法の選び方」が効いてきます。

なお、メーカーが想定している使用期間は機種ごとに決まっています。スリーピーの現行モデル「ワンタッチハイベッド クール」の商品ページには、24ヶ月までの設計条件である旨の記載がありました(2026年8月時点)。うちのベッドは古い型で説明書も手元にないため、同じ条件かは確認できていません。お手元のベッドを使うときは、その機種の表示や説明書で対象月齢を確認してください。

入手方法の早見表:レンタル・購入・譲り受け

ここまで読んで「うちは、いる側かもしれない」となった方向けに、入手方法を整理します。選択肢は3つです。

レンタル購入譲り受け
費用の目安6ヶ月で1万円弱〜2万円台(会社と住んでいる地域で大きく変わる)標準サイズで2万円台〜6万円台0円(運搬や寝具は実費)
手間申し込みと返却。期間は申込時に決める組み立てから、使い終わったあとの処分まで自分運ぶ手間と、状態・マークの確認
向いているのは使う期間が短そうな家庭・1人っ子予定の家庭2人以上で長く使うつもりの家庭もらえるアテがある家庭(わが家はこれ)

※費用は2026年8月時点に各社の公式ページで調べた範囲の目安です。わが家はレンタルも購入もしていない(譲り受けです)ので、ここから先は使った感想ではなく、調べて比べた話になります。

わが家にとっていちばん現実的な選択肢は、結果的に「もらう」でした。当時は「レンタル」という発想がそもそもなくて、もし譲り受けられなかったら、たぶん何も比べずに買っていたと思います。今回この記事のために調べてみて感じたのは、ベビーベッドは売買よりも「譲渡」で回っている道具なんだな、ということでした。周りに「もう使わないベビーベッドがある家」があるなら、計算を始める前に、まず聞いてみる価値があります。

というのも、「使わなくなったら売ればいい」が成り立ちにくいんです。フリマアプリの過去の取引データを見ると、ベビーベッドの売値はだいたい1万円前後ですが、大型商品なので送料がとても高く、組み立てたまま送ると手数料と送料で赤字になる計算でした。「2万円で買って1万円で売れるから実質1万円」という見積もりは、送料を入れると崩れます。売って取り戻す前提で買うのは、やめておいたほうが安全です。

それから、譲り受けや中古品を考えている方に、知っておいてほしい制度の変更があります。2025年12月25日から、ベビーベッドは国の新しい安全制度「子供用特定製品」の対象になりました。経済産業省の発表をそのまま引用します。

令和7年12月25日より、乳幼児用ベッドが子供用特定製品になります。旧マーク製品(子供PSCマークなし製品)は令和9年3月25日以降販売することができなくなります。

令和9年3月25日は、2027年3月25日です。(出典:経済産業省・乳幼児用ベッドの子供用特定製品への指定・2026年8月時点)

注意 この制度が中古品の販売や個人どうしの譲り渡しにどこまで当てはまるのかは、公式ページに明記がありませんでした。ここは断定できません。2026年8月時点の情報です。詳しくは経済産業省のページをご確認ください。譲り受けや中古での入手を考えている方は、そのベッドに安全基準のマーク(PSCマーク/子供PSCマーク)が付いているかを、現物で確認しておくと安心です。

正直に書くと、うちの譲り受けたベッドでも、わたしはこのマークを探してみました。本体をひととおり探してみましたが、見つけられませんでした。ラベルが剥がれてしまったのか、そういう表示がない時代の製品なのかは分かりません。なお、この制度で規制されるのは「販売」で、いま家庭で使っているものをどうすべきかについては、公式ページに記載がありませんでした。譲り受けの場合、説明書が付いてこないことも多いです。うちがそうでした。せめてメーカー名と型式だけでも控えておくと、あとで調べものをするときに助かります。

最後に、レンタルを選ぶ場合の話です。今回調べた範囲では、本体料金がいちばん安かったのは愛育ベビーという会社でした。 そのうえで、以下の2社にはそれぞれ別の強みがあります。

  • 新品・国産がいい方、短い期間だけ借りたい方、岡山・倉敷周辺に住んでいて組立設置までしてほしい方 → YBaby.jp(ベビーベッドメーカーのヤマサキが直営するレンタルサイト。岡山周辺の自社便エリアは、一定額以上の利用で配達・回収・組立・設置まで無料です)
  • 中古でよくて本体料金を抑えたい方、YBaby.jpが配送できない北海道・東北の方 → BubBub(リユース品の扱いがあります。同じ機種でも在庫の個体ごとに料金が違うので、申込画面で必ず金額を確認してください)

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レンタルで失敗しないコツをひとつだけ。本体料金ではなく、往復の送料まで入れた総額で比べてください。 送料の仕組みが会社ごとにまったく違うので、住んでいる地域との組み合わせで、安い会社の順位が入れ替わります。

まとめ:いらない家庭も、いる家庭もある

この記事のまとめ

1人目で使わなくなったのも、2人目で毎晩使っているのも、同じベッド。いる・いらないは、赤ちゃんの性格より家庭の状況で決まりました
「添い寝のほうが寝る」はうちでも起きました。それでも安全の情報を知って、うちはベビーベッドに戻しました(週に数回は添い寝です)
終わりの時期は決めなくていい。1人目は自然にフェードアウトしました
入手はレンタル・購入・譲り受けの3択。もらえるアテがあるなら、計算の前にまず聞いてみてください

「ベビーベッドはいらない」という検索結果には、いらなかった家庭の話がたくさん並んでいると思います。うちも1人目だけで判断していたら、その1つになっていたと思います。でも2人目の今は、毎晩使っています。どちらの話も本当です。だから、ご自身の家庭がどちら側なのかを、冒頭の表で見立ててから決めるのがいいと思います。

ちなみに、いま聞かれたら、わたしは「あったほうが便利」派です。1人目のときのわたしに言っても、たぶん信じないと思いますが。

ベビーベッドを「いる」と判断した場合も、置く部屋のレイアウトや、家族全員がどう寝るかによって答えが変わってきます。わが家の寝室の全体像はこちらにまとめています。

この記事を書いた人
ほとり

3歳と0歳、4人家族のゆるっと暮らしノート「ほとりぐらし」。ずぼらママと家事パパの2人が、子育てで本当に役立ったモノ・失敗したモノを正直にレビューしています。パパは日商簿記3級・FP3級を取得しています。

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