賃貸でも食洗機は置けた|「自分で洗うからいい」と渋ってた私の1年半レビュー【NP-TZ500】

暮らし・家事

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「食洗機がほしいけど、賃貸だから置けない気がする」
「値段も値段だし、自分で洗えばよくない?とためらっている」

その「自分で洗えばよくない?」、1年半前の私です。

わが家は夫婦と子ども2人の4人家族。妻は早くから「食洗機を買おう」と言っていたのですが、私は「自分で洗うからいい」と断っていました。家事は苦じゃないタイプだし、賃貸マンションのせまいキッチンに置き場所もない。値段も安くない。買わない理由はいくらでもありました。

結論から言うと、買って1年半たった今、いちばん得をしているのは、あのとき渋っていた私です。それまで夫婦で交代しながら毎晩手洗いしていたのが、正直ばからしく感じるくらいには。

1年半使っているパナソニックの据え置き食洗機NP-TZ500

この記事では、賃貸のわが家がパナソニックの据え置き食洗機NP-TZ500をどう置いたか(ここが一番苦労しました)、1年半使ってわかった効果と正直なデメリットをまとめます。

  • 賃貸のわが家がNP-TZ500を選んだ理由
  • 最大の壁「置き場所」をどう解決したか(置き台+高さ調節脚・分岐水栓DIY)
  • 1年半使ってわかった効果と、正直なデメリット
  • 買わなくていい人・買うべき人

妻が正しかった:「自分で洗うからいい」と渋っていた話

まず白状します。わが家で食洗機の購入を推していたのは妻で、止めていたのは私です。

私の言い分はこうでした。「皿洗いくらい自分でやるからいい」「そのお金で他のものを買おう」。そして何より、「食洗機はビルトインタイプしかない」と私が勝手に思い込んでいました。工事ができない賃貸では、そもそも選択肢にすら入らないと思っていたんです。

でも実際の毎日はどうだったかというと、夕食後、寝かしつけの前に、シンクに残った山を見て「これ、どっちが洗う?」という無言の駆け引きが発生していました。皿洗いそのものより、この「どっちがやる?」の空気のほうがずっとストレスだったと、なくなってから気づきました。

だからこの記事は、当時の私と同じように「自分で洗うからいい」と渋っている人にこそ読んでほしい内容です。

賃貸のわが家がNP-TZ500を選んだ理由

選ぶときの条件は、はっきりしていました。

  • 賃貸マンションなので、工事いらずの「据え置きタイプ」であること(ビルトインは選択肢にない)
  • 家族4人分の食器が一度で洗えること
  • 変な機種を引いて後悔したくないので、実績があること

その条件で価格.comを見ていくと、人気上位にいたのがパナソニックのNP-TZ500でした。据え置きタイプでは定番中の定番で、食器40点(約5人分)が入るファミリー向けサイズ。液体洗剤を自動で投入してくれるので、洗剤を計る手間すらありません(出典:パナソニック公式サイト)。この自動投入、買う前は「あってもなくても」と思っていましたが、1年半使った今では外せない機能です。入れてボタンを押すだけ、が本当に「だけ」になります。

正直、決め手は「みんなが選んでいる安心感」でした。家電選びに時間をかけたくない人ほど、この選び方でいいと思っています。

ただし、ここで悩みが2つ。値段と、置き場所です。値段は「時短効果で回収できるはず」と自分に言い聞かせました(結果、正しかったです)。ちなみに妻が食洗機を推していた理由は、シンプルに「自分で洗うのが面倒だから」。今思えば、これがいちばん正直な理由でした。問題は置き場所でした。

最大の壁「置き場所」をどう解決したか

まずは調理スペースに直置きした(そして限界が来た)

NP-TZ500は据え置きタイプの中でも大きめです。わが家のキッチンで置けそうな場所は、調理スペースの上しかありませんでした。

最初の1年半は、そこに直置きで使っていました。結論、それでも手洗いよりずっとよかったのですが、代わりに調理スペースがほぼ消えました。まな板を置く場所を毎回やりくりする生活で、料理のたびに「せまい……」と言いながら使っていたのが実情です。

専用の置き台+高さ調節脚で解決した

その状態を解消してくれたのが、パナソニック純正の専用ステンレス置き台(N-SP3)高さ調節脚(N-SL19)です。食洗機を置き台ごとかさ上げして設置し直すことで、せまいキッチンでも置き方の自由度が一気に上がりました。

賃貸キッチンに置き台と高さ調節脚で設置した食洗機NP-TZ500

純正部材の情報も載せておきます(出典:パナソニック公式サイト・希望小売価格税込)。

部材内容希望小売価格
専用ステンレス置き台 N-SP3幅520×奥行297×高さ10mm5,280円
高さ調節脚 N-SL19高さ120〜190mm(80〜120mmのN-SL12、190〜300mmのN-SL30もあり)6,050円

「うちのキッチンには置けない」とあきらめる前に、公式の設置ページを見ると、シンク横・カウンター上・出窓など、専用部材を使った置き方の実例が載っています。わが家のように「一度直置きで始めて、あとから部材で最適化する」という順番もアリでした。なお、置き台や高さ調節脚を使うときは、設置場所の幅・奥行・高さを事前に採寸してから型番を選んでください(高さ調節脚は3種類あり、必要な高さで型番が変わります)。

わが家の「賃貸で食洗機」3点セット

本体:パナソニック NP-TZ500
専用ステンレス置き台 N-SP3
高さ調節脚 N-SL19(給水は分岐水栓CB-SEF8)

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分岐水栓は自分で取り付けられた

据え置き食洗機のもう1つのハードルが給水です。わが家は蛇口に分岐水栓(CB-SEF8)を取り付けて給水しています。

蛇口に取り付けた食洗機用の分岐水栓CB-SEF8

工事業者は呼ばず、私が自分で取り付けました。説明書どおりに進めれば、工具があれば対応できる作業でした。賃貸でも、退去時に分岐水栓を外して元の状態に戻せるので、その点も心配していたより気楽でした。

ただし注意点を2つ。

  • 分岐水栓は蛇口の型番ごとに対応品が違います。必ずパナソニック公式の分岐水栓検索で、自宅の蛇口に合う型番を確認してください(わが家のCB-SEF8が合うとは限りません)
  • 取り付けは自己責任です。水まわりの作業に不安がある場合は、無理せず業者や購入店に相談してください

1年半使ってわかった効果

「どっちが洗う?」が、この世から消えた

いちばん大きい効果はこれです。夕食後、食器を食洗機に入れてボタンを押すだけ。「どっちが洗う?」という夫婦の無言の駆け引きが消えました。家事そのものより、家事の分担をめぐる小さな緊張のほうが精神的に削られていたんだと、なくなって初めてわかりました。

手荒れが減った

冬場の手荒れが明らかに減りました。毎晩の洗い物で手が荒れがちだったのが、今はほぼ気になりません。

時間に、少しだけ余裕ができた

劇的に自由時間が増えた、とまでは言いません。正直「少し」です。ただ、夕食後のシンクの前に立っていた時間が、そのまま子どもとの時間やひと息つく時間に変わりました。この「少し」が毎日積み重なるのは大きいです。

おまけ:水の使用量は手洗いの約1/7(公式データ)

体感はしにくいですが、パナソニックの公式データでは、手洗いで約75L使う量の食器を、NP-TZ500は約9.9Lで洗えるとされています(食器40点・小物20点の場合。条件の詳細は公式サイトの注記参照)。「食洗機はぜいたく品」というより、水の使い方としてはむしろ節約側の家電です。

正直なデメリット

よかった話だけだとフェアではないので、1年半使って感じる不満も正直に書きます。

  • 音は、します。静かな家電ではありません。リビングとキッチンが近い間取りだと、テレビの音量を少し上げたくなる程度の運転音があります。わが家は予約機能を使って寝る前に回すようにしていて、完全に解決とは言いませんが「これぐらいならいいか」と思える程度に収まっています
  • 場所を取ります。これは覚悟してください。わが家も置き場所問題で1年半やりくりしました(解決策は上に書いた通りです)
  • 運転中は熱が出ます。高温のお湯で洗うので、周囲がほんのり熱くなります。設置時に周囲の余裕は必要です。あくまで体感ですが、運転後にドアを開けると湯気で室温も少し上がる気がします(夏場は気になる人がいるかもしれません)
  • 食器の入れ方にコツがいります。わが家では、実は食洗機に食器を入れるのはいつも私です。妻は「うまく入れられない」と言って、いまだに入れる係は私。……分担のストレスを消すために買った食洗機で、新しい係が生まれるという小さなオチがつきました(妻にコツを教える予定です)

よくある疑問

哺乳瓶は洗える?

わが家は哺乳瓶だけは手洗いしています。細かいパーツの扱いと衛生面の考え方は家庭によって違うので、ここは「わが家はこうしている」という一例です。哺乳瓶の消毒のやり方については、別の記事に詳しく書いています。

哺乳瓶の消毒はどうしてる?ポチットvsミルトンの比較はこちら ≫

それ以外で「入らなくて困ったもの」は、1年半でほぼありませんでした。大皿もフライパンも入ります。たまに入らないものが出たときは、それだけ手洗いすれば済む話で、「全部入らないとダメ」と完璧を求めないのが長く使うコツだと思っています。

電気代・水道代は上がった?

正直に言うと、わが家では変化を体感できていません。「食洗機を入れたら光熱費が跳ね上がった」ということはなく、気づかない程度に収まっています。前述の通り水の使用量はむしろ手洗いより少ないので、過度に心配しなくていいというのが実感です。

買わなくていい人・買うべき人

1年半使った上で、正直に線を引くとこうなります。

買わなくていい人

  • 食器を洗うのが好きな人(手洗いの時間が苦でないなら、無理に置き場所を作る必要はありません)
  • 食洗機の洗い上がりを信用できない人(疑いながら使って予洗いを頑張るなら、手洗いと変わりません)

買うべき人

  • 「どっちが洗う?」の空気に心当たりがある共働き・子育て世帯
  • とにかく家事を時短したい人(夜の20〜30分を毎日取り戻せます)
  • 手荒れに悩んでいる人
  • 賃貸だからと最初からあきらめていた人(私がまさにそうでした。置き台+分岐水栓で置ける可能性があります)

まとめ:渋っていた私が、いちばん恩恵を受けている

最後にもう一度。妻が推して、私が「自分で洗うからいい」と渋っていた食洗機ですが、買って一番ラクになったのは私でした

賃貸のせまいキッチンでも、直置き→置き台+高さ調節脚という順番で何とかなりました。値段は安くないですが、毎晩の「どっちが洗う?」が消えることの価値は、わが家では値段以上でした。

高額な家電なので、買うなら楽天のセールやポイントアップのタイミングがおすすめです。わが家の楽天ポイントの貯め方はこちらにまとめています。

家事の「仕組み化」つながりで、買い物リストの管理術もどうぞ。

Google Keepの買い物リストで「買い忘れ・ダブり買い」が消えた話 ≫

この記事を書いた人
ほとり

3歳と0歳、4人家族のゆるっと暮らしノート「ほとりぐらし」。ずぼらママと家事パパの2人が、子育てで本当に役立ったモノ・失敗したモノを正直にレビューしています。

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