出産準備リストを見ながら、ひととおり買いそろえました。2人育てた今ふり返ると、そのうち8つはほとんど、あるいは一度も使いませんでした。
わが家は2人とも完ミ(完全ミルク)です。そのためさく乳器と授乳ケープは一度も使わず、母乳パッドも130枚入りのうち最初の数枚だけで終わりました。残りの5つは「使うつもりで買ったのに別のもので足りた」「買ったけど失敗だった」もの。代わりに何を使ったかまで、正直に書きます。
「いらなかった」と言い切れるのは、あくまでわが家の場合です。授乳の方法も、お風呂の入れ方も、家庭ごとに正解が違います。それでも、買う前に「こういうケースもあるんだ」と知っておけると、少しは迷いが減るはずです。
いらなかった8つの早見表
| 品目 | いらなかった理由 | 代わりに使ったもの |
|---|---|---|
| ピジョン 電動さく乳器 | 完ミなので搾る機会がなかった | ― |
| 母乳パッド | 130枚入りを買ったが、使ったのは最初の数枚だけ | ― |
| 授乳ケープ | 完ミなので外出時も哺乳瓶だった | ― |
| 沐浴剤 | ベビーソープで洗っていた | キューピー ベビーソープ |
| 掛け布団 | スリーパーを着せるので使わなかった | ケラッタ ふわもこイブル スリーパー |
| ケラッタ ごっつん防止ヘルメット | 本人が嫌がった/使う時期が短かった | ― |
| 100均のお風呂おもちゃ壁掛け収納ネット | カビが生えた | マグネットボトルラック(ワイド) |
| 抜け出し防止ベルト(西松屋・100均) | 着脱が毎回面倒だった | 3COINSの抜け出し防止ベルト |
8つのうち3つが「完ミだったから」でした。ここが、わが家の失敗のいちばん大きなかたまりです。
完ミ家庭には、ほとんど不要だった3つ
わが家は上の子も下の子も完ミ(完全ミルク)です。その結果、母乳育児を前提に買っていたものが、そのまま使われずに残りました。
ピジョン 電動さく乳器
出産前に「あると安心」と思って用意しました。実際には母乳を搾る場面そのものがなく、一度も本格的に使わないままでした。
電動タイプは手動よりも高価です。体感としては、8つのなかでいちばん惜しかったのがこれでした。
母乳パッド
130枚入りを買っていました。実際に使ったのは、最初の数枚だけです。完ミになってからは出番がなく、残りはそのまま箱に入っています。
授乳ケープ
外出先での授乳に備えて買ったものです。わが家は外出時も哺乳瓶だったので、ケープを広げる機会が一度もありませんでした。
ここに挙げた3つは「完ミになったわが家では、ほとんど使わなかった」というだけの話です。母乳や混合で育てるご家庭では、3つとも必要になることが多いはずです。
そしてどの方法で育てるかは、体調やお子さんの様子、産院の方針などによって決まるもので、あらかじめ選べるとは限りません。わが家も、そうなりました。授乳のことで迷ったときは、産院の助産師さんやかかりつけの医師に相談してください。
だからこそ、この3つは「産まれてから、必要になったら買い足す」でも間に合いました。今はネットで翌日に届くものがほとんどです。
哺乳瓶を何本そろえるかで迷っている方は、こちらもどうぞ。
使うつもりで買ったのに、出番がなかった2つ
こちらは「いらなかった」というより、別のものに置き換わったタイプの失敗です。
沐浴剤
新生児の沐浴用に用意していました。ところが実際には、キューピーのベビーソープで普通に洗うやり方に落ち着き、沐浴剤の出番がありませんでした。
「これがないと洗えない」というものではなかった、というのが正直なところです。
掛け布団
使わなかった理由ははっきりしていて、スリーパーを着せているからでした。
わが家はケラッタの「ふわもこイブル スリーパー」(0〜7歳向け)を使っています。着せてしまえば、寝返りをしても布団がはだけません。掛け布団をかけ直す作業そのものがなくなりました。
掛け布団は「いらない」のではなく「スリーパーに置き換わった」——この形の失敗は、意外と多い気がします。
寝室まわりの選びかたは、こちらにまとめています。
買って失敗だった3つ
ここからは、正直に「失敗だった」もの3つです。
ケラッタ ごっつん防止ヘルメット
後頭部を守るために買った、頭に巻くタイプのクッションです(2023年10月・1,380円)。

理由は2つあります。ひとつは本人が嫌がって、かぶってくれなかったこと。もうひとつは、必要な時期が思っていたより短かったことです。転びやすい期間はあっという間に過ぎていきました。
見た目はかわいくて、写真映えもします。ただ「これがないと危ない」というほどの必需品ではありませんでした。
100均のお風呂おもちゃ 壁掛け収納ネット
お風呂のおもちゃを入れて壁に吊るす、メッシュの袋です。結論から言うと、カビが生えました。
濡れたおもちゃを入れる → 袋自体が乾かない → だんだん黒ずんでいく、という流れです。おもちゃを乾かすための道具なのに、袋が乾かないのでは意味がありませんでした。
今は、100均やニトリのマグネットボトルラック(ワイド)に変えています。磁石で壁につけて浮かせるタイプなので、水が下に落ちて乾きます。
お風呂に置く「布もの」は、うちでは乾きませんでした。これは他の失敗にも当てはまりそうな学びでした。
チャイルドシートの抜け出し防止ベルト(西松屋・100均)
チャイルドシートから腕を抜いて出てしまう対策として、西松屋と100均のものを買いました。効果そのものはあるのですが、毎回つけ外しをするのが面倒で、だんだん使わなくなりました。
その後に買った3COINSのものは、着脱がラクな作りで、これが決め手になりました。3社を全部買って比べた話は、別の記事に詳しく書いています。
8つを振り返って分かった「見分け方」

並べてみると、いくつか共通点がありました。あくまでわが家の実感ですが、買う前のチェックに使えるかもしれません。
1. 授乳の方法が決まってからでいいもの
さく乳器・母乳パッド・授乳ケープの3つです。どう育てることになるかは、産まれてみないと分かりません。わが家は必要になってから買っても間に合いました。
2. 別のもので代用できてしまうもの
掛け布団はスリーパーに、沐浴剤はベビーソープに置き換わりました。すでに持っているもので足りないかを一度考えると、減らせます。
3. お風呂に置く布・ネット類
うちでは乾かず、カビました。浮かせるタイプに変えてからは長持ちしています。
4. 毎回「ひと手間」がかかるもの
抜け出し防止ベルトがこれでした。1回あたりは短くても、毎日のことなら回数は積み上がります。うちは、面倒なものから順に使わなくなっていきました。
まとめ|「買ってよかった」と合わせて読むと選びやすい
・完ミになったわが家では、さく乳器・母乳パッド・授乳ケープがほぼ丸ごと余った。授乳方法は産まれてから決まることも多いので、必要になってから買い足しても間に合った
・掛け布団はスリーパーに、沐浴剤はベビーソープに置き換わった。すでに持っているもので足りないか、先に考えたい
・お風呂の布ものはカビた。毎回ひと手間かかるものは使わなくなった
「いらなかったもの」だけを見ても、選ぶのは難しいと思います。逆に実際に買ってよかったものもまとめているので、あわせて読んでいただけると、わが家の基準が伝わるはずです。
関連記事



コメント