3泊4日、3歳と0歳を1人で見ることになりました。
正直、かなり大変だろうと思っていました。実際にやってみて分かったのは、大変さを決めていたのは「お迎えのあと」ではなく、保育園に行っている時間に、どこまで先回りできるかだったということです。
先に結論
下の子のお風呂は、お迎えの前に済ませる。これだけで夜の工程が1つ減りました
買い出しと夕食の下ごしらえも、保育園に行っている時間に前倒しできます
ただし2人が同時に泣いたときだけは、工夫では解決しませんでした
1日目はお風呂の順番でつまずき、2日目にやり方を変えて、3日目には上の子が手伝ってくれるようになりました。うまくいったことも、うまくいかなかったことも、そのまま書きます。
3泊4日、0歳と3歳を1人で見ることになりました
数日、妻が家を空けることになりました。その間、上の子(3歳・保育園に通っています)と、下の子(0歳)を1人で見ることになります。
1日目は、朝8時30分ごろに上の子を保育園に送ったところからのスタートでした。
日中は、正直そこまで大変ではありません。上の子が保育園にいる間は、下の子と2人きりです。昼寝もできましたし、コーヒーも飲めました。この時間があること自体が、あとから効いてきます。
きつかったのは、お迎えから寝かしつけまでの数時間でした。お風呂、夕食、歯磨き、寝かしつけ、そして下の子のミルクとおむつ替え。やることが全部この時間帯に集まってきます。
大人が2人いれば、この山を2人で分けられます。1人だと、分けられません。ここが、やる前に想像していたよりも重かった部分でした。
1日目|お風呂の順番を間違えて、いちばん大変な夜になりました
1日目のお風呂は、こういう順番でやりました。
- 脱衣室にベッドインベッドを置いて、下の子を寝かせる
- 上の子を洗う
- 上の子を湯船に入れる
- 自分(父)が洗う
- 下の子を洗う

お風呂に入ったのは18時35分でした。お迎えから帰ってきて、そのままの流れです。この時点では、順番さえ決めておけば何とかなると思っていました。
実際にやってみると、順番そのものより、その前の準備でつまずきました。
失敗① バスタオルを広げておかなかった
いちばんの失敗はこれでした。
下の子を洗い終わっても、受け取ってくれる人がいません。大人が2人いれば「はい」と渡せばいいのですが、1人だと、濡れた赤ちゃんを抱えたまま自分で置きにいくしかありません。
ベッドインベッドにバスタオルを広げてセットしておけば、洗い終わった下の子をそのまま寝かせられました。
やってみるまで気づけませんでした。洗う順番だけを考えていて、洗ったあとにどこへ置くのかを考えていなかったのです。
失敗② おむつを出しておかなかった
これも同じ種類の失敗です。
洗い終わってから「あ、おむつを取っていない」となると、その間、裸のまま待たせることになります。おむつを開いた状態でバスタオルの下に置いておけば、拭いてそのままはかせられました。
夏だったのでまだよかったのですが、冬なら、この数十秒はもっと気になったと思います。
うまくいったこと① 上の子を先に湯船に入れる
失敗ばかりではありません。上の子を先に洗って湯船に入れておくのは、正解でした。
湯船で遊んで待っていてくれるので、その間に自分と下の子を洗えます。上の子が「機嫌よく待っている」状態を先に作れるかどうかで、その後の落ち着き方がまったく違いました。
うまくいったこと② 自分は下の子より先に洗う
「赤ちゃんを先に入れて、自分は最後」という順番もあると思います。でも、真夏のお迎えは、こちらがかなり汗をかきます。
汗をかいたまま赤ちゃんを抱えるより、先に自分の汗を流したほうが気持ちよく世話ができました。ここは季節と家庭によると思いますが、うちはこの順番が合っていました。
ベッドインベッドの置き場所を、浴槽から脱衣室に変えました
下の子が生まれてすぐのころは、水を張っていない浴槽の中にベッドインベッドを置いていました。四方が囲まれていること、何より顔が見える距離なのが良いと思ったからです。ただ、この置き方はメーカーが想定しているものではありません。理由はこのあとの注意書きに書きます。
ただ、上の子も一緒に洗うようになってからは、浴槽に置いていると、上の子を洗うときにお湯がかかる恐れがあります。それで今は、脱衣室に置くようにしました。
置き場所が変わったことで、使い方も変わりました。今も、1人で下の子をお風呂に入れるときは、あらかじめ脱衣室にベッドインベッドとバスタオルを置いてから始めています。1日目に失敗したことが、そのまま今のやり方になっています。
注意 ネオママイズムの公式サイトには「柵とベッドインベッドの間に赤ちゃんが挟まってしまう危険があるため、ベビーベッドなどの囲いのある物の中に入れての使用はできません。」と記載されています(2026年8月時点)。浴槽は名指しされていませんが、うちが「四方が囲まれているから」と考えていたのは、公式が危険としているのと同じ理屈でした。浴槽に置く使い方は真似をしないでください。今は脱衣室の床に置いています(公式サイトでは、フローリングや畳の上にそのまま置く使い方は可能とされています)。いずれの場合もお湯は張らず、目を離さないことが前提です。お使いの製品の説明書と公式サイトを必ずご確認ください。
当時の浴槽での置き方と、なぜやめたのかは、下の記事に書いています。
2日目|下の子のお風呂をお迎え前にしたら、夜が変わりました
1日目の反省は、はっきりしていました。下の子を先にお風呂に入れておけばよかった、ということです。
2日目は、16時00分に下の子をお風呂に入れました。上の子のお迎えに行く前です。
これが効きました。お迎えから帰ってきたあとは、上の子とお風呂に入るだけになります。「洗い終わった下の子を誰が受け取るのか」という問題が、そもそも発生しません。
3日間の時刻を並べると、変化がはっきり出ました。

| 下の子のお風呂 | お迎えとの前後 | 夜の工程 | |
| 1日目 | 18時35分 | お迎えのあと | 上の子と下の子を続けて入れる |
| 2日目 | 16時00分 | お迎えの前 | 上の子だけ入れればいい |
| 3日目 | 17時20分 | お迎えの前 | 上の子だけ入れればいい |
1日目と2日目の差は、たった2時間半です。やっていること自体は変わりません。同じ作業を、混んでいない時間帯に移しただけです。それだけで、夜の慌ただしさがはっきり減りました。
予想外だったこと|脱衣室で、一度も泣きませんでした
正直、心配していました。自分が洗っている間、脱衣室に1人で待たせて泣かないだろうか、と。
結果は、一度も泣きませんでした。ベッドインベッドに寝かせておくと、そのまま寝ていることもありました。うちの子の場合は、ですが、心配していたほどではなかったです。
買い出しも、お迎えの前に済ませました
同じ考え方で、買い出しも前倒しにしました。子ども2人を連れて買い物に行くのと、下の子だけ連れて行くのとでは、かかる時間も気を遣う量もまったく違います。
このとき下の子は抱っこ紐です。ベビーカーだと片手がふさがりますが、抱っこ紐なら両手が空くので、カゴも持てて会計もできます。
2日目にうまくいかなかったこと
いいことばかりではありません。下の子のミルクの時間と、上の子の寝かしつけが重なりました。
上の子の寝かしつけの途中でミルクをあげることになり、結果として寝かしつけが遅くなりました。上の子が寝たのは22時です。
お風呂の時間は前倒しできますが、ミルクの時間はこちらでは動かせません。ここは工夫のしようがありませんでした。
3日目|いちばん大変だったのは、夜ではなく朝でした
3日目は、朝でつまずきました。
上の子がなかなか起きません。9時まで寝ていました。前の日に寝るのが遅くなったからかもしれません。
起きたあとも機嫌が悪く、保育園に行くときに「抱っこ」と言われました。
でも、下の子を抱っこしているので、抱っこできません。
これが3泊4日でいちばん困った場面のひとつでした。片方の子を抱えている限り、もう片方の子の「抱っこして」には応えられない。大人が1人しかいないというのは、こういうことかと実感した場面でした。
自分の昼食は15時になりました
3日目は、午前中から下の子の用事で出かけました。そのあともう1件外出して、帰りに買い出しをして帰宅。自分の昼食は15時ごろになりました。
子どものごはんは時間どおりに出てきますが、自分のごはんは後回しになります。3泊4日を通して「事前に準備しておけばよかった」と思ったのは、結局この食事だけでした。
上の子に手伝いを頼んだら、やってくれました
3日目に、上の子に手伝いを頼んでみました。
- 「保育園のバッグから洗濯物を出して」
- 「これを洗濯ネットに入れて」
- 使った食器を下げてもらう
- 保育園の水筒を持ってきてもらう
どれも、嫌がらずにやってくれました。
正直、これは発見でした。3歳だから無理だろうと決めつけて、全部自分でやっていたのです。頼んでみたら、できました。しかも、頼まれること自体がうれしそうでした。
そして、これは「ワンオペを乗り切るための技」ではなく、妻がいるときも、これからも続けていきたいことだと思いました。
この日も、下の子のお風呂は17時20分に済ませてからお迎えに行きました。上の子が寝たのは22時ごろです。
4日目|そして、ワンオペが終わりました
最終日は、上の子が8時30分ごろに起きました。9時10分ごろに家を出て、そこで3泊4日のワンオペは終わりました。
終わってみると、思っていたよりは何とかなった、というのが正直な感想です。ただし、それは「大変ではなかった」という意味ではありません。
工夫では解決しなかったこと|2人が同時に泣いたとき
ここまで、順番を変える・前倒しにするといった工夫を書いてきました。でも、どうやっても解決しなかったことがあります。
寝かしつけのときに、2人が同時に泣き出したときです。
大人が2人いれば、大人1人につき子ども1人で対応できます。それができないのが、いちばん困りました。片方をあやしている間、もう片方は泣いています。順番を工夫しても、道具を用意しても、この場面だけは減りませんでした。
ワンオペの大変さの正体は「やることが多いこと」ではなく、「同時に2か所で必要とされること」でした。
ここは「こうすれば解決します」とは書けません。実際に解決しなかったからです。同じ状況の人には、せめてそこは工夫が足りないからではない、とだけお伝えしたいです。
逆に、予想より大丈夫だったこと
心配していたのに大丈夫だったこともあります。上の子が「ママは?」とぐずらなかったことです。
3泊4日、母親と離れることになるので、そこがいちばん心配でした。結果として、ぐずることはありませんでした。これも、うちの子の場合は、という話ではあります。
これがなかったら詰んでいた5つ
3泊4日をふり返って、「これが無かったら回らなかった」と思うものを、順番をつけて挙げてみます。
① 抱っこ紐
無いと、保育園の送り迎えと買い出しがかなり難しくなります。上の子と手をつなぎ、荷物を持つには、両手が空いている必要があります。抱っこ紐は「楽をする道具」というより、手を増やす道具でした。
② ドラム式洗濯乾燥機
保育園で汚れた体操服や水着は、その日のうちに洗わないといけません。乾燥まで一度に終わるので、干す作業がまるごと短縮できました。夜にやることが1つ減るのは、想像以上に大きいです。
③ ベッドインベッド
お風呂のときの待機場所です。脱衣室に置いて、バスタオルを広げてセットしておく。1日目の失敗を経て、この使い方に落ち着きました。
④ テレビ
見せている間に、夕食の準備ができました。ここは正直に書きます。ずっと見せていたわけではありませんが、この時間がなければ夕食は間に合っていません。
⑤ 食洗機
食器を洗う時間が短縮できました。寝かしつけの前後にやることが減るのは、それだけで違います。
こうして並べてみると、上位に来たのは「気持ちを楽にしてくれるもの」ではなく、そのぶん自分の手が空くものばかりでした。
手が空くという意味では、洗濯を干さなくてよくなったことも大きい変化でした。浴室乾燥機とドラム式を両方使ってみた記録は、下の記事に書いています。
次に同じ状況になったら、こう動きます
3泊4日やってみて、自分なりの流れができました。
| 朝 | 保育園に送る | ここからが「先回りできる時間」 |
| 午前〜昼 | 休憩・自由時間(必要なら買い出し) | 買い出しは下の子だけ連れて行く |
| 昼過ぎ | 夕食の下ごしらえ | 夜にキッチンに立つ時間を減らす |
| 夕方 | お迎え前に下の子をお風呂 | 夜の工程を1つ減らす(いちばん効いた) |
| 夕方 | お迎え | |
| 夜 | 上の子とお風呂 → 夕食 → 歯磨き | 上の子だけに集中できる状態を作る |
| 夜 | 寝かしつけ | |
| そのあと | 食器洗い・洗濯 |
正直に書くと、食器洗いと洗濯は「寝かしつけの後にやりたい」と思いつつ、実際は寝かしつける前にやっていました。理想どおりにはいきませんでした。
自由時間は、思っていたよりありました
意外だったのは、日中に自分の時間が取れたことです。昼寝もしましたし、コーヒーも飲みました。
「ワンオペ=一日中休む暇がない」と思っていたのですが、保育園に行っている時間があるかどうかで、まったく違うのだと分かりました。逆に言えば、この時間に休むだけで終わらせず、夜の準備をどこまで持ってこられるかが勝負でした。
料理をしない人は、無理に作らなくていいと思います
自分は普段から料理をしているので、買い出しも夕食の準備もそこまで負担ではありませんでした。でも、これは前提条件が違うだけの話です。
普段あまり料理をしないなら、無理に作らずお弁当を買うほうがいいと思います。ワンオペ中にやるべきなのは、家事を増やすことではなく、やることを減らすことなので。
注意 子どもの月齢や性格によって、必要な段取りは変わります。ここに書いたのは、あくまで「うちの場合」です。無理をせず、頼れる人や使える制度があれば早めに頼ってください。体調のことで気になることがあれば、かかりつけの医師や自治体の窓口に相談を。
まとめ
3泊4日のワンオペで分かったこと
大変さは「お迎えのあと」ではなく、保育園に行っている時間の使い方で決まりました
いちばん効いたのは、下の子のお風呂をお迎え前に済ませること
2人が同時に泣いたときだけは、工夫では解決しませんでした
やる前は「4日間もつだろうか」と思っていましたが、終わってみると、思っていたよりは何とかなりました。ただ、それは道具と段取りに助けられた部分が大きいです。
そして、いちばんの収穫は上の子が手伝ってくれたことでした。これはワンオペが終わっても続けていきます。
わが家で本当に役に立ったものは、こちらにまとめています。
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